過去の提供景品
提供開始日: 2018-07-20
薄暗く殺風景な部屋で目が覚めた主人公は、自分に関する記憶をすべて失っていた。
不可解な事に左手の感覚が麻痺しており、動かすことができない。
部屋に置かれていた電話が鳴り響き、千鶴と名乗る子どもが話しかけてくる。
「あなたは上代真莉亜(かみしろ まりあ)。この実験の参加者です。
あなたにはある役目を担ってもらいます」
千鶴は真莉亜に“実験”が成功すれば解放すると機械的な口調で告げた後、
一方的に電話を切ってしまう。
だが、その“実験”が始まる気配はない。あるいはもう始まっているのだろうか?
いずれにせよ自分が異常な事態に巻き込まれているのは明白だ。
千鶴の目的は不明だが、一刻も早くこの場所から脱出する方法を見つけなければならない。