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提供開始日: 2019-03-14 00:00:00
物語は屋根裏部屋にある書庫から始まる。
少女「アリス」は屋根裏部屋で見つけた本「ワルキューレ」を手に取り、物語を読み進める。
本は1冊につき1人ずつ主人公が存在し、
ストーリーが完了するごとに次の本を読むことができる。
【誇り高きワルキューレ「グウェンドリン」】
戦いに散ることで魂は誇り高く輝く
鳥たちは信じている
それだけが唯一
永遠の魂を得る道なのだと
【呪われた王子「コルネリウス」】
運命の陥穽は突然足元に開く
今日と同じ明日が続くと誰に言えよう
魂はうつろう
投げられた硬貨のように
【若き妖精の女王「メルセデス」】
今は昔、
遠い遠い星明りの森に
花のような女王に守られて
妖精たちが暮らしていた
はかなく消える幻のように
【暗黒の剣士「オズワルド」】
その剣を掲げれば
影を濃く引き
死の臭いを撒き散らす
闇に根ざす者には甘美に
抗うものには酸のごとく
【亡国の姫「ベルベット」】
運命と嘆き、
支配に身を委ねれば
結末は容易になる
だが我々は知っている
運命に逆らって進む道にこそ
運命が待っているのを
5人の物語の行く末が交差するとき世界は・・・・